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９９年三沢基地航空祭は１箔して青森から進入しましたが、大ラッシュに遭遇、昼頃の到着となってしまいました。前回の轍を踏まない様に秋田を午前３時に出発。
今年は、一般車両が基地北側からの入門となり、駐車場に着いたのが９時頃。
しかし、ここからシャトルバスのバス停までひたすら歩く。遠い…
乗車券（往復５００円）を購入しシャトルバス順番待ちの列に並んでいると、頭上をＦ−１、Ｆ−４、Ｆ−１６の３機編隊が通過。「が〜ん、もう始まっている！（２年連続で間に合いませんでした）」（この写真のみ９８年撮影です）
続いてＥ−２Ｃの３機編隊が通過。
バスに載ると５分もしないうちに会場に到着。友人曰く「これで５００円は高い！」
米軍機の地上展示を見ながら、中央に移動、以前地上展示の全ての機体を撮影した事もありましたが今回は高機動飛行の撮影がメインなので地上展示機を気にしながらも先を急ぎます。
今年は、海軍機が少ない…、Ｆ−１４やＦＡ−１８等が展示されると思われた場所が空いたままです。結局今年は大好きなＦ−１４に会う事は出来ませんでした。
総合案内センター付近に来ると丁度、千歳基地所属の２機のＦ−１５Ｊが飛来、高機動飛行展示の開始です。
Ｆ−１５Ｊは、その圧倒的なエンジンパワーで今年も迫力ある飛行を見せてくれました。
Ｆ−１５Ｊの展示飛行後、自衛隊側の地上展示機をチェックしていきます。どうやら最新鋭Ｆ−２は、配備が間に合わなかった様です。残念。
自衛隊側の地上展示ではＦ−４ＥＪのスペシャルマーキングが目をひきました。
通称ブラックファントム。
でも、翼がノーマル色なのは、ご愛嬌。
翼を塗装するには、手続きが複雑と聞きました。（笑）
ちなみにこの機体の反対側は文字が裏返ってます。
続いてロック岩崎氏のピッツスペシャルのアクロバット飛行です。
時々小雨がパラついていたのと、やや風が強いのが気になりましたが、飛行に支障が無い様なので一安心。上昇をしていき、頂点で失速させロールしながら落下してくるアクロはわかっていてもハラハラします。３０分以上、ロック岩崎氏のアクロバットを堪能させて頂きました。
輸送ヘリの展示後、Ｆ−１、Ｆ−４ＥＪの対地攻撃展示が開始。
とはいっても気分は高機動展示飛行。各２機が交互に迫力ある飛行を見せてくれます。
特に今年はＦ−１からＦ−２へと機種改変作業に入るのでＦ−１は最後の飛行展示だったかも。
もうこの姿が見れなくなるかと思うとちょっと寂しいものがあります。
この展示飛行に合わせ地上からは対空砲の音が響いていました。（笑）
お昼からは、ブルーインパルスＪｒショーです。
可愛らしい、たまごＴ−４の様な６機のバイクで楽しい演技を見せてくれます。
短い時間ですがスモークも出ます。（笑）
６機が抜群のコンビネーションで綺麗に左右にバンクさせると観客から笑いと拍手が。(^^)
素晴らしいチームワークで終始、私達を楽しませてくれました。
もともと、Ｊｒは松島基地スペシャルだったのですが、９９年よりこの三沢基地にも遠征する様になりました。
来年も是非、そして本家ブルーインパルスと共に参加してくれる事を願います。
なんとなくホッとするＪｒのショーの次は、米軍機によるデモフライトです。
最初は、Ｆ−１６そして競う様にＦＡ−１８が雲をひきながら迫力ある飛行を見せてくれました。
友人と相談の結果、少しでも三沢市の渋滞を早く抜ける為、ＦＡ−１８とＳ−３の空中給油デモの前に帰る事に。
し・か・し、Ｆ−１が私達を引き止めたのか、バス停の前に大行列が…
並んでいた常連さんの話によるとバスは滑走路付近を横切るので離着陸の関係でしばらくの間、バスがストップするとの事。
空中給油デモも終わり、いよいよＦ−１、９機によるラストフライバイです。
私は、チャンスとばかりに一度しまったカメラを取り出し撮影をしていきます。４年前初めて見たオープニングの異機種航過飛行とはまた違った感動がありました。止まっていたシャトルバスに大感謝！
ラストフライバイを終えたＦ−１各機の着陸を見届け、バスに乗り込みました。
そして車に戻りゲートに向かい米軍隊員さんにありがとう、またお会いしましょうと笑顔で手を振り、三沢基地を後にしました。
今回の飛行展示の撮影はカメラシステムを一新（ＡＦ）したのですが、購入後天候の関係でテストが出来なかった事もあり実験的な所があります。
次回は、自分自身もう少し納得出来る撮影をしないとね。
でも、もっと腕力つけないと…１００〜４００ｍｍのズームを１０分振りまわすと腕がだるくなってしまって。（汗）
友人には、撮影中「血管浮き出てる」って言われるし。（苦笑）