この彩ちゃんは、私が久しぶりに市販品で予約をして購入した作品です。
私の属性上位キャラということもあり、製作にはかなり気合が入ってます。（笑）

パーツは全部で１４で、状態はかなり良好♪
いつも通り、離型剤クリーナーＥＸを使用して洗浄をしています。

整形では、アルテコＳＳＰとＳＳＰ−ＨＧを使用。
隠蔽力の弱い色を塗る部分はＳＳＰ（キャストに色が近いので）、セーター等はＳＳＰ−ＨＧを使用しています。

気泡は少ないのですが、やはり存在します。
（さすがに眉に気泡を発見した時はちょっとショック…）

表面の状態が良好なので、殆どがペーパーがけの作業です。（３２０〜４００番）
ある程度、表面処理が進んだら補強・仮組をします。
ここでちょっとした問題が発生。
マフラーが歪んでいて腕にはまらないのです。
最悪の場合マフラーを切断・再接合も考えたのですが、ドライヤーでなんとか復元に成功。
このコトブキヤ彩ちゃん、仮組みはしっかりと行いましょう。

胴体と腕の隙間埋めは、接合面の片方にメンタムを塗りＳＳＰ−ＨＧを使って処理しています。
ポリパテよりずっと強力に食いつきます。

塗装前の下地処理は、定番となっているアサヒペンのメタルプライマーを使用。
その上にフラットホワイトを使って全体を白くします。
全体を白くしたら、着色開始です。

☆使用カラー一覧（黒：Ｍｒ．カラー、青：タミヤエナメル）

髪、眉…ミッドナイトブルー(71)＋フラットベース（30)少量
肌…キャラフレッシュ１(111)＋クリアーオレンジ(49)＋クリアー(46)
服…イエロー(4)＋フラットホワイト(62)＋ブラウン(7)＋ブラック(2)少量
セーター…レッドブラウン(41)＋イエロー(4)＋ブラウン(7)、マホガニー(42)
布ゴム…ピンク(63)＋クリアーレッド(47)
靴…ブラック(2)＋ホワイト(2)少量
ソックス…ダークアース(22)
マフラー…フラットホワイト(62)

目（白目部分）…フラットホワイト(62)上層クリアー(46)、ホワイト(X2)＋ブラック(XF1)微量
瞳（下層）…セミグロスブラック(X18)＋ロイヤルブルー(X3)、クリヤーグリーン(X25)、クリヤーグリーン(X25)＋フラットグリーン(XF5)、フラットグリーン(XF5)
瞳（上層）…セミグロスブラック(X18)＋クリヤーグリーン(X25)＋ホワイト(X2)微量、クリヤーブルー(X23)、ホワイト(X2)
口…ピンク(X17)＋フラットフレッシュ(XF15)、フラットホワイト(XF2)
ボタン…レッドブラウン(XF10)＋ブラック(X1)少量



製作中のＢＧＭ（笑）…こみっくパーティー　オリジナル・サウンドトラック(KICA5059)

塗装の順番は隠蔽力の低い色から順に塗っていきます。

今回のマスキング作業は、全てマスキングテープでゾルは使用していません。
いつもなら瞳はゾルを使っているのですがこちらもテープ使用。
作業中、一番気を使ったのがマスキングだったかもしれませんね。

セーターはマホガニーで全体を塗ったのですが、全体の色のバランスが悪くなってしまった為、モールド部を0.4mmのテープでマスキングして再調色した赤茶系で修正吹き付け。
腕より胴体側の下地の色が濃かった為、結果的に少し色ズレが起きてしまっています。
あと、髪の塗膜が少し厚ぼったいかな？

この作品、起伏が激しい（笑）のでシャドー吹きはしていません。自然に影が出来上がります。
服のボタンは、一つ一つ慎重に筆塗り。
最初に１０個のボタン全ての側面を塗ってしまってから上面を塗りました。
それにしても設定よりボタンが多いぞ…（＾＾；

瞳のグラデ塗装は今後の課題ですね…
クリアー系使ってますが難しいです。
瞳の表面は塗膜が厚くなりデコボコになってしまったので、コンパウンドで磨いています。
コンパウンドは、Holtsの液体（0.2ミクロン）を使用。
塗って乾かして磨いての繰り返しにかなりの時間を消費。
今までとは、ほんの少し違った感じの瞳に仕上がりました。
でも、瞳のレシピが凄い事になっていますねぇ。（訳わからんし ^^;）

いつも、誰かの為の作品というのが何処かにあるのですが、今回は未来の人気童話絵本作家、長谷部彩ちゃんの為に心を込めて作らせて頂きました。
本当に彩ちゃんの魅力溢れる作品です。






【おまけ（笑）】

わたし……本を…描きたいです…
大好きな人と…一緒に読める本を……
お父さんと……
お母さんと……
ずっと一緒に居たい…ずっと側に居てもらいたい人と……
そんな大好きな人と一緒に読めて…それが思い出になる本を描きたいです……
大好きな人と一緒にいることが……それがどんなに幸せか…分かった気がするから……

あなたがいてくれるのなら……何でも出来ます
ですから……側に……いて下さい…ずっと側に………
わたし…世界で１番あなたが ――