門缶フィギュア 1/7 長谷川ひかる【P-mate】
(原型「もてきほまれ」さん) P-mate誌上通販品




2004年の門井さんキャラ第二弾は、長谷川ひかる嬢です。

原型の、もてきほまれさんは私がイベント品で初めて製作した「神山みこ」の原型師さんでもあります。
それはもう一目で門井さんキャラと分かる造形で体のラインも美しく素晴らしいですね。

もてきほまれさんにイベントでお会いした時、水玉マスキングの方法や白の使い方等を伝授して頂き、今回の製作では本当に助かりました。(大感謝です)

この門缶フィギュアはパッケージ(フルカラー印刷)や説明書(11P門井さんイラスト入り)も豪華です。(^^)

パーツの状態は良好です。
頭頂部と髪飾りに気泡があった他には、目立った気泡は数えるぐらいしかありませんでした。
またパーツの合いもピタリと決まります。
ちなみに、パーツ生産はプラギルドさんで行っています。(流石です)
分割ラインは目立たない様、とても良く考えられています。
ちなみに、パーツ数は全部で25パーツ。
とは言っても、髪飾り×12と、おくれ毛×3ありますけど。
ちなみに私は、おくれ毛は2本使用です。(でも1本紛失 ^^;)

洗浄は離型剤クリーナーEXを使用。
その後、全体にスポンジペーパー(造形村#400〜#600)をかけています。

少し大きめの気泡処理は、瞬間接着剤(アロンアルファのゼリー状)を塗り硬化スプレーを使い直ぐにペーパーをかけています。
(硬化スプレー使用後直ぐだと結構削り易いです)
微小な気泡は瞬間接着剤(通常タイプ)を使いペーパーでレジン粉を擦り込む様な感じで埋めています。

おくれ毛は接着剤で汚くなってしまうのを警戒し塗装前に接着。でも塗装後に接着するんでした…(−−;<結局1本は塗装後接着

補強は髪飾り以外全て行っています。
胴体及び足の部分が2mmの真鍮線で髪が1mmのアルミ線、背中側水着の紐は0.5mmのピアノ線を使用。
下地剤は、いつも通りアサヒペンのメタルプライマー(非鉄金属用:無色)です。
これを使うとマスキングを安心して行う事が出来ます。(^^)
特に今回の様にマスキングが凄い事になる作品には最適ですね。


☆使用カラー一覧(黒:Mr.カラー、青:タミヤエナメル

髪…レッドブラウン(41)+イエロー(4)+ブラウン(7)+マルーン(100)+クリアー(46)、レッドブラウン(41)
肌…ホワイト(1)+レッド(3)+イエロー(4)+クリアー(46)
水着…ホワイト(1)+レッド(3)、ホワイト(1)
髪飾り…イエロー(4)、レッド(3)+イエロー(4)

目…クリヤーブルー(X23)+クリヤー(X22)、セミグロスブラック(X18)+ロイヤルブルー(X3)、上層クリヤー(X22)
眉…レモンイエロー(X8)+レッドブラウン(XF64)+クリヤー(X22)
口…ピンク(X17)+クリヤーレッド(X27)+クリヤー(X25)、ホワイト(X2)
つめ…フラットフレッシュ(XF15)+ピンク(X17)+クリヤーレッド(X27)+クリヤー(X25)
へそ、二重ライン…フラットフレッシュ(XF15)+レッドブラウン(XF64)微量+クリヤー(X22)

調色は、前回製作した瑞穂と似た様な感じですね。
って言うか、肌色とピンクは同じです。(^^;
今回は、サンオイルを塗っているのをイメージして、肌色に光沢を残しています。
赤味が強いのはいつもの事で…(汗)<フラッシュに負けない肌色(^^;

塗装では、やはりマスキングで苦労しました。
おくれ毛を先に接着したのが苦労に拍車をかけましたしぃ。

とりあえず、今回のエアブラシでの塗装順を書きますので脳内塗装(マスキング?)してみて下さい。(笑)
※各色吹き付け完了時には、すぐにマスキングテープを剥がします。
おくれ毛の扱いには注意してマスキングです。(^^;

1)目をマスキングして肌色を吹き付け。
2)肌色の部分にクリアーを吹き付け。
3)肌色をマスキングして髪にブラウンを吹き付け。
4)リタッチ。(髪の毛)
5)肌色と髪の毛にクリアーを吹き付け。
6)
肌色と髪の毛をマスキングして水着にホワイトを吹き付け。
)水着をリタッチ。(はみ出した所は2000番のペーパーとコンパウンドで修正処理)
8)肌色と髪の毛、そして水着の白の部分をマスキングしてピンクを吹き付け。
(水玉はマスキングテープをプラ板に貼り直径2mmのポンチで打ち抜きます<約80枚)
9)髪飾りにイエローを吹き付け。そのまま赤をノーマスキングで吹き付け。

そして作業中おくれ毛は5度とれる。(^^;<(しかも、乾燥中に無くなっている)
結局、おくれ毛は全塗装後にもう一度接着しました。



瞳はラッカークリアーによる下層の保護(以後確定と表記)を行いながら塗っています。
でも、出来るだけクリアーを使わずに済む様に干渉しない部分を複数色塗ってそれをクリアーで確定しています。

瞳のパターンはモールドされていますので、誰でも門井亜矢さんキャラの瞳に塗る事が出来ると思います。
ちなみに、瞳のホワイト部はキャストの色をそのまま使っています。

で、最後は唇を塗って完成です。(^^)


製作時BGM:「エルフ版 下級生 好きといえたら…」、
「エルフ版 下級生 −Melody−」、
「エルフ アニメーションソング・ファイル」、
「下級生 アニメーション・サウンドトラック」
参考書籍:「HJ オールザットフィギュア2002」


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