な、長かった〜です。（滝汗）
2004年の門井さんキャラ第一弾（謎）、下級生より結城瑞穂の登場です。
a-brandの鈴菜よりも早く着手しながらも割り込みの連続で製作が遅れ、最後には仕事に割り込まれ年を越し…
で、ようやく完成です。（＾＾；

ひょっとしたら、この瑞穂は実物をご覧頂いている人もいらっしゃるかもしれませんね。
実は、2004年ワンフェス冬で M&A miniatures-Rさんに完成見本として展示させて頂いておりました。（大感謝です）

パーツは独創的な分割（全11パーツ）となっております。
ブラウスとブレザーが別パーツなのは驚きでした。
効果ある分割で立体を更に引き立たせる事に成功している作品ですね。

製作で手を加えた部分は、前髪のモールドを少し深くした部分とソックスのパーティングラインを消す時に表面部を平らにしてしまったので、ちょっと残念でしたが他の部分の細かい凹凸も埋めてしまっている所です。
それから、モールド部はエッチングノコで再度彫っています。

気泡は、ピンバイスで穴を広げゼリー状瞬間接着剤で、パーツの接合部の隙間は、アルテコSSP-HGで処理しています。

塗装の下地剤は、下層がアサヒペンのメタルプライマーで、上層がタミヤのファインサーフェイサー（ホワイト）です。
タミヤのサフは缶より抽出したものをエアブラシで吹いています。
でも何回もサフと表面処理を繰り返したので、厚ぼったい感じですねぇ…
その割に、あちこちに粗が残っているし。（−−；

　ク・ル・リと…（笑）

☆使用カラー一覧（黒：Ｍｒ．カラー、青：タミヤエナメル）

髪…レッドブラウン（４１）＋イエロー（４）＋ブラウン（７）＋クリアー（４６）、シャドー：レッドブラウン（４１）
肌…ホワイト（１）＋レッド（３）＋イエロー（４）＋クリアー（４６）
制服（ブラウス）…ホワイト（１）、シャドー：ホワイト（１）＋パープル（６７）少量
制服（ブレザー）…レッド（３）＋ホワイト（１）、インディブルー（６５）＋ブルー（５）＋フラットホワイト（６２）
ヘアバンド…ホワイト（１）、シャドー：ホワイト（１）＋パープル（６７）少量
リボン…インディブルー（６５）＋ブルー（５）＋フラットホワイト（６２）
ソックス…ホワイト（１）、シャドー：ホワイト（１）＋パープル（６７）少量
靴…マホガニー（４２）＋ブラウン（７）＋ブラック（２）

目…ホワイト（１）、クリヤーレッド（Ｘ２７）＋レッドブラウン（ＸＦ６４）＋クリヤー（Ｘ２５）、クリヤーレッド（Ｘ２７）＋クリヤー（Ｘ２２）、セミグロスブラック（Ｘ１８）＋クリヤーブルー（Ｘ２３）、ホワイト（Ｘ２）、上層クリヤー（Ｘ２２）
眉…レッドブラウン（ＸＦ６４）＋フラットイエロー（ＸＦ３）
口…ピンク（Ｘ１７）＋クリヤーレッド（Ｘ２７）＋クリヤー（Ｘ２２）、クリヤーレッド（Ｘ２７）＋クリヤーイエロー（Ｘ２４）＋レッド（Ｘ７）
つめ…ピンク（Ｘ１７）＋クリヤーレッド（Ｘ２７）＋クリヤー（Ｘ２２）

※トップコートとしてスーパークリアー半光沢（１８１）＋フラットベース（３０）少量を吹き付けています

肌色は2004年の新色（笑）で今回はフラットホワイト（６２）メインではなく、ホワイト（１）メインとしてみました。
あと、制服のピンクですが、ピンクは使用せずにホワイトとレッドで調色しています。決してピンクのストックが無かった訳ではありません。（＾＾；
前回の下級生制服でピンクをベースとした調色をしたのですが少し濁った感じになってしまったので今回はピンク自体をホワイト＋レッドで作りました。

制服のラインには、アイズプロジェクトの０．７ｍｍを使用しています。
でも、ヘロヘロなライン。（苦笑）
スカートの微妙な造形に私のマスキング技術が追いついていません…

そうそう、ブレザー下の青ラインの内側が無いのですが意識して入れてませんです。
内側に青のラインを確認したイラストも１点（涼子嬢）だけ知っていますが、瑞穂のイベントＣＧ等を優先しました☆

瞳はレプリカント１４号に載っているラッカークリアーによる下層の保護を行いながら塗っています。
この方法はこれからの定番として使用していきたいと思っています。

それにしても、筆塗りの技術をもう少しなんとかしなくては…
とりあえず、瑞穂に見えると良いのですが。（＾＾；

ＰＳ　会場では沢山の方々に撮影して頂き、本当にありがとうございました。（ぺこり）
とても嬉しかったです☆

製作時ＢＧＭ：「エルフ版 下級生 好きといえたら…」、「エルフ アニメーションソング・ファイル」
参考書籍：下級生完全ガイド